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DBPublisher/iバージョン3.0の新機能

InDesign CS6対応

単一製品でInDesign CS3/CS4/CS5/CS5.5/CS6およびMac/Winに対応します。

データソース関連の新機能

仮想フィールド

既存のフィールドのデータを組み合わせたり加工するなどして、データソースにないフィールドを動的に生成して組版データとして使用することができます。 複数のフィールドを条件判定に利用でき、判定に利用したフィールドとは異なる複数のフィールドを組み合わせてデータを作成することができます。

文字列や数値による判定に加えて、正規表現やファイルの有無による判定が可能です。 データの加工に関しては、連番発生、部分文字列の取り出し、フォーマット適用、囲み文字への変換、正規表現による検索文字列の取り出しと検索置換などが可能です。

バージョン3.00r8以降で加減乗除の数値演算と端数の丸め処理(四捨五入、切り捨て、切り上げ)に対応し、本体価格から異なる消費税率の税込み価格を動的に生成できるようになりました。

異体字シーケンス(IVS)とOpenType機能の相互変換

異体字シーケンス(IVS)とは、Unicode 5.1から導入された比較的新しい異体字切り替え方式で、親字の後ろに異体字セレクタと呼ばれるコードを付加して字形を表現します。 Unicodeテキストで異体字のデータ交換が可能となりますが、IVSに対応したフォントとアプリケーションプログラムが必要になります。

InDesign はCS4以降のバージョンがこのIVSによる異体字の表示に対応しています。フォントは小塚明朝Pr6や小塚ゴシックPr6NなどがIVSに対応しています。

IVSに対応したフォントは少ないため、データソースに含まれるIVSによる異体字をOpenType機能による異体字に変換する機能を搭載しました。 データソースへ書き戻す際にはOpenType機能による異体字をIVSに変換します。 この機能により、データソースに含まれるIVSによる異体字を、InDesign CS3やIVS非対応のOpenTypeフォントでも組版することが可能となります。

Unicodeivs

テンプレート関連の新機能

表の行と列の両方向への自動複製に対応

表の自動複製機能において、行と列の両方向に対してデータ項目数に応じて行や列を増やすことができるようになりました。

Autoduplication2d

表の列分割時に行を自動追加

表の自動複製機能の列分割において、列幅が最小幅に満たない場合に行を増やすことができるようになりました。

Autodupsplitcols

文字種の変換と数字の桁区切り

半角⇔全角変換、片仮名⇔平仮名変換、数字の桁区切りなどに対応しました。

相互参照(CS4以降)

組版時に相互参照を作成することが可能となりました。組版時にみつからなかった参照先を検索して参照を解決する機能も搭載されました。 1回の自動組版で章扉にノンブルを掲載することが可能です。

自動組版関連の新機能

絞り込み後のレコードのみの自動組版

読み込んだデータから検索条件で絞り込んだレコードのみを自動組版することができるようになりました。

柱機能の強化

全てのカテゴリの柱を配置したマスターページから、ドキュメントページに組版されなかったレコードに対応する柱を削除する機能が搭載されました。 また、全てのレコードから固有な文字列を抽出して柱を組版する機能も搭載し、更には、親のカテゴリによって変化するサブカテゴリの柱にも対応できるようになりました。

Runningheads

PDF保存

分割保存と同時にPDFファイルを保存することが可能となりました。

自動組版後の編集関連の新機能

テンプレートの一括差し替え機能

双方向リンク機能によるドキュメント更新時に組版済のテンプレートを一括して差替えることが可能となりました。