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製品概要

DBPublisher/x(ディービーパブリッシャー・エックス)は、データベースのデータからQuarkXPress ドキュメントを生成する QuarkXPress 用XTensionsです。 2000年の販売開始以来DBPublisher 1.0/1.5/2.0/Classic/Xとバージョンアップを重ねてきた製品がQuarkXPress 8.1に対応しました。 Unicodeでのデータ交換対応によりOpenTypeフォントの豊富な字形を用いた組版が可能となり、Intel Macにもネイティブで対応します。 QuarkXPressの卓越した互換性と相まってMacOS Xへのスムーズな移行を支援します。

データベース双方向リンク機能を備えた自動組版XTensionの決定版

従来、印刷物を制作する業務は、デザインの多様性や組版後の修正の必要性等の問題が故に自動化やシステム化の対象から除外されてきました。DBPublisherシリーズは情報とデザインを分離することを可能とし、DTP化の波とともに進んだ人手による制作ワークフローの自動化とシステム化を促進しIT化の次元に引き上げます。

DBPublisherシリーズは、2000年の発売以来、製品カタログ、通版カタログ、贈答品カタログ、情報誌、クーポン誌、名簿、目録、年鑑、チラシ、旅行パンフレットなど、データベースの情報をもとに商業印刷物を制作する実際の業務で広く利用されています。

対話組版、自動組版、データベース双方向機能のシームレスな融合

組版後のドキュメントとデータソース間のデータの双方向リンク(データベース双方向機能)を維持したまま、1商品ごとにデザインしながら行う組版作業(対話組版)から完全自動組版にまで幅広く対応。自動組版後のデータ修正やデザイン修正を必要とする商業印刷物の制作現場においても強力なツールとなり得ます。

QuarkXPressユーザーのための自動組版ツール

DBPublisherシリーズは、「プログラムを1行も書くことなくテンプレート作成から自動組版設計に至までの全て操作をページレイアウトソフト内でユーザー自身が行うことができる」ことを目標に開発されています。プログラマやシステム構築を専門とする方のツールではなく、ページレイアウトソフトユーザーのためのソフトウエアです。設計と運用次第でデザインの多様性と自動化の度合いのトレードオフをユーザー自身で決めることができます。

※DBPublisherシリーズでの操作や設定に際してはプログラミングは必ずしも必要ありませんが、データベース側でのデータ加工の際にプログラミングが必要となることがあります。

製品ラインナップとスケーラビリティ

製品ラインナップとして、自動組版設計を含むデータベース出版に必要な全ての機能を備えた「プロフェッショナル版」、1商品ごとの手作業での組版や自動組版後のドキュメント編集などに適した廉価版の「ランタイム版」が用意されています。プロフェッショナル版で自動生成したドキュメントをランタイム版で編集することができますので、プロフェッショナル版1ライセンスでの一人完結型の作業から始めて、複数のスタッフによるドキュメント単位の分業へスケールアップが可能です。

テンプレート機能

1レコードを組版するためのひな形となるテンプレートの機能はとても強力です。

可搬性のある直感的で扱いやすいテンプレート

テンプレートを構成するテキストボックスや画像ボックスの中にデータベースのフィールドのひな形を直接入力しスタイルなどを設定しておくことができます。

テンプレートはたとえその設計途中であってもいつでも実データにて組版が可能で、組版後に他のレコードに差し替えたり、テンプレートに復帰することもできます。このテンプレート技術により、組版結果を確認しながらテンプレート設計を行うことが可能となる他、組版後に他の商品に差し替えたり、商品をそのままに他のテンプレートに差し換えることなどが可能です。

1度作成したテンプレートは他のドキュメントでも再利用することができます。ドキュメント間でデータソースが異なる場合であっても、フィールド名さえ一致すれば組版することができます。

少ないテンプレートで多くのパターンをカバー

いかに少ないテンプレートでより多くのデザインパターンをカバーできるかが、自動化の度合いの決め手になことが少なくありません。何十何百ものテンプレートを作らなければならないようでは、手作業で作るのと大差ないという結果になりかねないからです。DBPublisherには、テキストの量や画像のサイズに応じてボックスを伸縮させる、テキストボックスのオーバーフローや行あふれを自動的に解消する、クリッピングパスを考慮して画像をボックスにフィットさせる、データのないボックスを削除する、空行を削除する、複数のテンプレートを1つに結合するなど、一つのテンプレートでできるだけ多くの組版パターンをカバーするための機能が豊富に用意されています。

テキストやボックスの属性の制御が可能

タグ付きテキストで1フィールドの途中で文字属性を変更することができます。、独自の構文でデータベース側から様々なボックス属性のを制御できますので、ボックスのカラーを変更したりトリミングの状態を変更することなどが可能です。

対話組版、自動組版、データベース双方向機能のシームレスな融合

自動組版

データベース出版の醍醐味はなんといっても自動組版です。各レコード毎にテンプレートを指定することができ、特定のフィールドのデータが変化した時点で見出し、改段、改ページなどを挿入し、マスターページを適用しながら、数百ページ以上を短時間で自動生成することが可能です。

グループ化されたテンプレートに対する組版の他に、1つのテキストボックスに複数レコードを組版しかつテキストボックスを次々と連結していくことが可能で、この方式を利用すると辞書や目録などによくある1レコードの途中で段やページが変わるようなレイアウトにも対応できます。

対話組版

パレットからデータをドラッグしてテンプレートの上でドロップする操作により、1商品ごとに配置やデザインに手を加えながら行う組版作業にも対応しています。この対話組版の操作は自動組版の後に行うことも可能で、自動組版後に他の商品に差し替えたり、商品をそのままに他のテンプレートに差し換えることなどが可能となっています。

データベース双方向機能

効率の面からは完全自動組版が理想的ですが、現実のワークフローの多くは自動組版後のデザイン変更やデータ変更を必要としています。

DBPublisherは組版後のドキュメントに加えた修正をデータベースに書き戻したり、組版済みのドキュメントにデータベースの修正を反映させることが可能です。書き戻せるのはテキストだけではありません。XPressタグ、画像ファイル名、ボックス属性、テンプレートが配置されたページや位置までをも書き戻すことができます。

オブジェクト機能

オブジェクト配置ボックスにより、他のQuarkXPressドキュメントからグループ化されたボックスなどのオブジェクトを取り込むことができます。この機能により、既存のQuarkXPressドキュメントの各オブジェクトを部品化して保管しておき組版の際にこれらを読み込むような運用や、複数の部品を組み合わせて1つのテンプレートを構成するような複雑な組版が可能となります。

オブジェクトフィールドを利用するとXML形式で記述したQuarkXPressのオブジェクトをテンプレートに追加することができます。データベース双方向の機能を組み合わせて利用すると、組版後のテンプレートに任意のオブジェクトを追加し、追加されたオブジェクトをオブジェクトフィールドに記憶しておくことが可能となります。

ふち職人3.0やイージーコンポX2.0との連携動作

ふち職人3.0やイージーコンポX2.0との連携動作により、白ふちやかな詰めの自動処理が可能です。